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極秘やきの生い立ち

こんなこと書かなくてもいいんだけど、
動物を「捨てる」と簡単に言う 日本の文化をおかしいと思うので・・・


やきはスーパーから買ってきた卵から出てきました。


これはやきに話している やきの生い立ち



でも本当は2000年6月 梅雨空の公園で会いました。

私とくまおは、公園のベンチにぼんやり座っていました。
ちょっと離れた芝生の上に 白いごみがありました。

あれ?? ごみが よよよっと動いた・・・
なにか生き物だ!

すぐに子供が寄って行って、その白い生き物を抱き上げました。

あ、ねこだ。

きっと、その子のねこで、ちょっと遊具で遊ぶ間そこに置いといたんだなって
思ってほっとしました。

でも、しばらくいじくって 子供はねこに「ばいば~い」って言って帰っていきました。

・・・・・・・・・

だれかねこの飼い主が現れるのを祈りましたが、
薄暗くなるまで ねこは、またごみみたいに1人で芝生の上にいました。

当時私たちはペット禁止のアパートに住んでいたので、
私は頭の中で「どうしようどうしよう」とは悩みましたが、
連れて帰ろうとは少しも思いませんでした。

とりあえず、2人でねこのそばに行きました。
くまおが抱き上げて、見ると とっても汚い!
手の平にのっかる小ささで、すごくやせてる・・・

目ヤニで 目が開けられない

とっても衰弱していて もう歩けない。

あ・・・ヒゲがこげてる・・・・・・・・・・

くまおが「たぶん もう死んじゃうね・・・
でも、死んじゃったらしょうがない。とりあえず連れて帰ろう」
と言いました。

そして、帰り道の車の中で くまおが
「やき っていう名前はどうですか??」と提案してきて
その時から、その白いねこは 「やき」っていう名前になりました。


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